タイ・チェンマイと中国のシーサンパンナの旅

1日目     20031020()晴れ 出発から到着

尼崎駅から7時40分発のリムジンバスに乗車し関空までは1時間ぐらいで到着.シンガポール航空カウンターで飛行機の切符を受け取る。そうして其の裏側のタイ航空カウンターでバンコクからチエンマイの往復切符を\13000円で購入。

飛行機は定刻を30分も遅れて関空を飛び立つ.このことがチエンマイ行きの乗継便に遅れ次の便をバンコク空港で長く待たされた原因になったのである。

ちょうど今日はAPEC閣僚会議が開かれ,,ブッシュ大統領や小泉総理もこのバンコクに来て居るようでかなり多くの要人たちがチエンマイの観光にも行くらしくチエンマイ行きはどの便も満杯であった。その為次便の空席待ちは大変であった。私の場合い可愛い女性職員が国際空港から国内空港の長い道のりを案内してくれ、その上次の便の手続きを優先してくれたので助かった。言葉も分からないし空港内の地図もわからないので、若しほっておかれたらそれこそ此処で沈没するところであった。お陰で予定した乗継便よりも1便遅れの5時ごろチエンマイ空港に到着。空港からは約束に従いツアー会社ランベルの山下さんに電話する。タイでは初めての公衆電話利用である。1バーツコイン(¥3)でつながった。

珈琲を飲む間もなく山下さんが車で迎えにきてくれた。案内されたスターホテルはあまり大きくもなく、ランベルから歩いて3分ほど奥まった通りにあり、日本食堂もすぐ近くにあり十分に満足する。さすがに西日で日差しが暑いので暗くなるまでクーラーを掛けて部屋で休む。

日が落ち暗くなってから散歩もかねてホテルの周り10分ぐらいの道のり歩くが、回り全体が店と屋台と人でごったがえしである。これでやっとチエンマイに来た感じになるから不思議である。一人で歩くのでポン引きの誘いもかなりある。通りは両側夜店でビッシリとひしめき合っている。その中を人々がゆったりとショッピング。店の品物を覗き込んでもそんなにしつこい売り方でないのが気に入った。

和食店に入りトンカツ定食をいただく。揚げたてのトンカツはうまいし、ご飯も味噌汁も日本で頂くものと遜色はない。それが120バーツ(¥360)だった。

      2日目     20031021()晴れ ドリアンを試食

    ホテル朝食

ホテルの朝食を食べるが、ビュッフエスタイルで朝食のほとんどのものが用意されていた。つまみ食い程度でいろいろなものを食べ自分に合うものをチエックする。味の方はかなり好いようで安心する。

食後ランベルに立ち寄り見せられた高いカンボジヤのアンコールワットの旅(10万円)を断り、中国のシーサンパンナの観光に切り替える。

10万円も出すのならアンコールへは日本から直接パックツアーの方がいいと感じたのである。それとビザの取得に必要な写真などを用意もしていなかったので。其の点中国へはビザなしでこの10月から行けるようになったので、雲南行きに変更したわけである。

またランベルの山下さんからEYE COMを紹介されたので行ってみる。此処は長谷川さんというマスターが日本食堂兼インターネットカフエーを経営しておられた。たいへんパソコンにも詳しく此処で彼に教えられホットメイルアドレスを取得。また彼のHPはタイやチエンマイ情報の総合版のようでこの辺に関心のある人は必見である。    http://www.payap.net/その上彼の作る焼きナス定食はとても美味しいものであったので毎日昼飯に通った。また私が取得したホットメールアドレスはTt5534@hotmail.comである。さっそく家にメールする。このアドレスは月1回使わないと消えてしまうそうなので留意する必要ありである。そのメールの返信が妻が発信した彼女の始めてのメールであり、それこそ我が家での歴史的瞬間でもあった。炎天下歩いているとかなり頭が暑いので帽子を買う。格好なものが店先にぶら下がっていたので150バーツであったが値切ると130バーツ「¥390」までにしてくれた。

午後このホテルの入り口で1日ツアーを誘う女の子があり、もともとかわいい女の子に弱いので、たどたどしい英語で楽しく話しているうちに明日行く申し込みをする羽目になった。実言うと普通だと1500バーツの象のトレッキングツアーが1000バーツ(¥3000)になったので明日行く事にしたわけなのである。
午後旧市内の大きな生鮮市場に行ってみることにする。目的とするのは果物の王様といわれているドリアンなるものを試食したいがためである。ランベルの日本職員によると そこまで行かなければ今の時期みつからないだろうとの話なので、私営バスのソンテウに乗りでかける。ドリアンは雨季の6月ころから9月ごろまでの果物らしい。ひょっとすると最後のもが在るかもしれないといわれての市場行きである。

  ツアー勧誘の女性


市場でドリアン試食

市場を探すとようやく1軒の果物屋の軒先に幸運にもそれはあった。眺めることしばし、ドリアンは表皮に大きな棘があり,客が注文すると店のおっさんが大きな包丁で硬いとげのある表皮を叩き割るのである。そうするとその下から柔らかいクリーム状の白い中身が出てきて客はそれを少し口に入れ確かめて買っていた。私も1口食べてみるとちょっと匂いが鼻をつくがそんなに厭な匂いではなかった。その大きなドリアンの半分を買うことにする。60バーツ(¥180)だからチエンマイの物価からするとちょっと高い感じである。中身のやわらかいクリーム状の中に硬い種があるが、なかなか美味しいものである。そのやわらかい中身をプラスチックの皿に入れ、ビニールの袋に入れてくれた。ホテルに帰りゆっくり戴いたが、どろりとしたクリームのようでその甘さはなかなかいける果物である。 

シンガホール機内で座席の前のデスプレイで飛行機の位置を知る。
娘さんを抱っこしているのEYECOMの経営者の長谷川さん。彼のHPはチェンマイを知る上で見逃すことは出来ないものと思った。前にいる爺さんは世界をまたにかけて廻っている橋口正一(63歳)さん。彼の著書に「バックパッカー一人旅」がある。

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