グランドサークル東北部とロッキー越えの旅(計画編)

平成19年7月
情報提供 久代 浩徳 会員

 平成19年9月に実施する表題の旅の計画内容を紹介するものです。通常のグランドサークルの旅はラスベガスを起点と致しますが、この計画では対象をグランドサークル(以下、GCと略す)の東北部に限定し、かつロッキー山脈を越え、デンバーに至ります。これは、GCに興味を示されたリピーター向けの旅とも言えるでしょう。
 計画の立案に当たっては、
 (1)国立公園4箇所、国定公園4箇所、ユタ州立公園3箇所、ナバホ族立公園1箇所を訪れる。
 (2)ラスベガスに替えてリノを充てる。そこからアムトラックでGCの起点となるグランド・ジャンクションに向う。
 (3)モニュメント・バレーなどジョン・フォード監督のロケ地、3箇所を訪れ、往時を偲ぶ。
 (4)メサベルデ国立公園を主体にアナザシ族、プエブロ族などアメリカ先住民の遺跡を訪ねる。
 (5)レイク・パウエルの東端から源流部に向けて、コロラド川を遡上する。
 (6)醸造付きのブリューパブ、ビール醸造所(ブリューワリー)を数多く訪ね、米国のビール事情を肌で知る。これらの酒場に徒歩で行けるよう、ホテルの選定にも配慮。日本同様、飲酒運転は避けたいからです
などの設定条件を取り込み、その実現に向けて立案企画を致しました。
 この計画書をアメリカ人が見たら、”Wondeful!”なら常識的なレスポンス、”Oh My Gash!”と言う言葉が跳ね返って来るかも知れません。これは「呆れた!」と直訳するよりは「なかなか、やる!」と受け止めたい所なのです。
 グランドサークルの概略地図を下に掲げました。今回の計画は中心部からずれて、東北部に集中しています。
旅行日程 :左をクリックして内容をご覧下さい。
ルート紹介とその内容 Click on the rinks
(1)SFO⇒リノ⇒グランド・ジャンクション
リノ
ラスベガスに次ぐ
カジノの町


アムトラック
California Zephyr

リノからグランドジャンクションへは列車で移動


(2)グランド・ジャンクション⇒グランド・サークル⇒グランド・ジャンクション
(2−1)グランド・ジャンクション⇒モアブ
フィッシャー・タワーズ
”リグランデの砦”ロケ地
:ジョン・フォード監督はコロラド川をリオグランデ川に見立て、渡河作戦を行った。
アーチーズ
国立公園
(2−2)モアブ⇒キャニオンランズ飛行場⇒キャニオンランズ国立公園⇒グリーンリバー
左:キャニオンランズ飛行場
右:キャニオンランズ国立公園
 

左:デッド・フォース・ポイント

右:モアブ、キャニオンランズ周辺の俯瞰図
左:西側から見た
レイク・パウエル
右:南側から見た
レイク・パウエル
John Wesley
Powell Museum
at Green River
(2−3)グリーンリバー⇒モニュメントバレー
ゴルビンバレー州立公園

天然橋
 国定公園

左:シパプー
右:カチーナ
左:オワッチョモ
右:スピンカー
ブを下る
バレー・オブ・
ザ・ゴッド
左:グースネッ
クス
 ”アパッチ砦”
ではジョン・ウェ
インが谷底に
ウィスキー瓶を
投げ込む。

右:メキシカン
ハット
はるか向こうにモニュメント・バレーが
見えてきた。
本日の宿はもうすぐだ。
(ルート詳細) 天然橋国定公園⇒バレーオブザゴッド⇒グースネックス⇒モニュメントバレー
(2−4) モニュメントバレー⇒キャニオン・ド・シェリー(チンレ)
モニュメント・バレー
キャニオン・ド・シェリー

2泊して、トラックツアーを楽しむ。


(2−5)チンレ⇒メサベルデ国立公園
ホーベンウィープ国定公園
同国定公園への行き方:
ホーベンウィープ国定公園の場所は解りにくい。それを知る上での貴重な資料である。詳細はビジターセンターで確かめる。
フォアコナーズ
 4州の境界線を示す碑があるだけの所
メサベルデ国立公園
:一日ツアーに参加し、遺跡を見学する。

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