平成24年度LSC定時総会・例会
去る5月10日(木)LSC定時総会・例会は若者の街、渋谷の「リフレッシュ氷川」で行われました。雷、大雨、竜巻、などに連日悩まされていた関東一帯だが、ここ渋谷は終日、穏やかな陽気に恵まれ、総勢52名が出席しました。

会員の皆さんは、受付担当の太田さん、小原さん、堀田さん、加えて当日応援の佐藤さんたちの、爽やかな笑顔に迎えられながらの会場の入りです。そして、加藤さんご夫妻の用意してくれたネームカードホルダーを首からぶら下げ、往年のお嬢様方は今でも十分美しく華やいでいました。創設者の奥野さんも駆けつけてくれました。

総会は1時30分の定刻をやや遅れて開催されました。議事進行は大病を克服し益々元気になられた、才野さんの要を得た的確な進行で執り行われました。

審議は先ず、相田さんの23年度活動報告、北川さんの決算報告、浅見さんの監査報告があり、続いて、24年度代表・監査役の承認そして川本新代表の24年度活動方針、青柳さんから24年度予算、北川さんからの会則の一部改定の報告がなされました。途中、活発な質問や意見がありましたが、総会案件はすべて滞りなく承認されました。

特記すれば、安東さんから相田さんの3年間の長きに亘って代表を勤められたことに対しての謝辞と会報記載についての苦言がありました。

また、新代表の川本さんから組織の改定、同好会の整理・統合、国際交流活発化の3本柱を中心に新体制を進めてゆくとの、力強い方針発表がありました。抜群のフットワークと実行力に定評のある新代表への期待は高まります。
(総会内容は全て録音しました。約70分です。時間の許す方はHPでお聞きください。)

第2部の例会は加藤 明さんの軽妙なトークで始まりました。

最初は相田万里子さんほか、ラ・ルミエールの皆さんの影絵紙芝居です。この劇団はカトリック習志野教会を母体に27年前に発足したグループとのことでした。

影絵紙芝居といえば子供の見るものと侮っていましたが、さすがは27年のキャリアです。光と影と色彩の美しさの表現は、大人でも十分楽しめる内容でした。

気がつけば、しばし童心に返って「はなさか爺」や「かぐや姫」の世界にどっぷりと浸かっていました。皆さん方も食い入るような眼差しで舞台を見ていました。指影絵の妙技も見事でした。そして、思ったより大掛かりな舞台装置に驚きました。

次はお馴染み「マジック同好会」のマジックショーです。

思えば2年前の「20周年記念イベント」でマジックショーを見たときです。素人集団の自信ない演技に失敗するのではないかと「はらはら」していました。ところが今回は前座の加藤さんも堂々としたもので、あれからの精進が伺われました。

そして師匠荒木さんは新ネタ3件を披露してくれました。中でも折り込んだ新聞紙にコップの水を入れてその水を再びコップに戻すという、難度の高い不思議なマッジクはプロ級です。次回には他のメンバーの研鑽を積んだ演技が見たいものです。

最期は西脇さんの「金環日食」の講演です。

西脇さんの天文学についてのアカデミックな講演は、天文学を専門としている学者と思いました。ところが、西脇さんは加藤さんと「発明学校」で知り合った仲間で、今でも現役で発明を生みだし、特許などの権利化や事業化をすすめている発明家とのことです。

「東京歩こう会」主催の「金環日食観測会」は5月21日に予定されています。観測の仕方や写真の撮り方は西脇さんが指導してくれます。興味のある方は25年ぶりの天体ショーにご参加あれ。

その他として、北関東サロン会幹事の野田さんから、「トトロの森・八国山緑地のんびりハイキング」、東京サロン会の加藤さんから動物行動学の講演会、イタリア同好会(新設)について相田さん(草野さん代理)から案内がありました。

こうして有意義で楽しい時間は、あっと言う間に終わりました。第3部は海鮮居酒屋「はなの舞」での懇親会です。35名参加しました。

実は「はなの舞」には総会の2日前に会報部・某女性の還暦誕生会で立ち寄りました。LSCの名前を言ったら店長が赤ワインを一本振舞ってくれました。そして全品1割引きのサービスです。どうもここはLSC御用達の居酒屋になっているようです。

                           2012/05/15
                        文・Web編集 篠崎 春彦