タイ・チェンマイと中国のシーサンパンナの旅

3日目    10月22日()晴れ 象のりと筏ツアー

スターホテルに9時ごろ今日のツアーのための車が迎えに着たのでそれに乗り出かける。

このホテルからは自分だけだった.次のノボテルホテルでは5人の仲間が乗車し6人の客をのせたくるまは北の方向に走る事約1時間余りで目的地に到着。同乗者はオーストラリヤのタスマニャ出身のNathan(24歳の青年)と後はバンコク人のWat氏と3人の若い女の子「Pim,Fann,Bud」の連れだった。



黄色く濁った谷川の速い流れの傍に其のリス族の象のセンターがあった。象30匹ぐらいいてかなり壮観である。親象も居れば其の中に可愛い生後1年からの小象などもまじっているのである。4歳から5歳くらいの小象たちが象使いの指示に従い谷川の水の中に浸かり鼻から水をホースから出すような芸などをしたり、広場に上がり国旗掲揚やサッカー等さまざまの芸を見せてくれたが,見ていて大きい体の象達の健気な芸に拍手はするが何か痛ましい感じをもったのは私だけだろうか?芸が終わるたびに其の象たちはサトウキビや青いバナナ110バーツ(¥30)のおねだりを柵の中から長い鼻を伸ばして催促してくるのである。一通りの芸が終わり、其の広場の2階建ての櫓から2人づつ象の肩の辺りに木で作られた乗り物に乗る。其の前に象使いの兄ちゃんが頭の上に跨り密林の中を1時間ぐらいのトレッキングに行くわけである。10匹ぐらいの象の行進である。
象達

         

この象の乗り物はあまり乗り心地の良い物ではない。私たちの乗った象は40歳ぐらいのおばさん象で若い象使いの兄ちゃんを馬鹿にしたところがあるらしく、道端や木の葉っぱを絶えずむしり取ってスナックにする。その都度象が下のほうを向くと上に乗っている私たちも下の方に投げ出されそうになるのである。その時私たちは必死に乗り物の枠にしがみ付き体を転落から守らなければならないのである。もし落下したら2階から1階に落ちるようなものである。やがてリス族の山の中の部落につきそこからは2頭立ての白い牛の牛車に乗せられ、ゆったりとした感じで象の観光センターに帰り着いてホットさせられた。この観光センターで昼食を戴いたのであるが、此れは期待以上に美味しいものであり米から出来たうどんなどお代わりをしたほどであった。

牛車
昼食後 竹の筏で約1時間の川くだりである。黄色いにごった流れの速い急流を下るのである。道中よその象センターの象たちが水浴びしているところや水牛の群れが頭と角だけ出して休んでいるところを通過したときはビックリさせられた。しかし船頭2人が上手に筏を操ってくれたので無事目的地に到着。

そこからは朝乗ってきた車に乗り帰路をたどる。途中蘭園により綺麗に咲いた国花でもある蘭の花の観賞。ランはすべて地面に根を下ろさないようにして、空中から水分を取っているらしい。また栄養も空中から取るのだろうかいろいろな種類の蘭の花を観賞する。

ラン園を出てからくるまは猛スピードでチエンマイ市内に向かう。おかげさんでホテルに着いたのは予定よりも1時間も早かった。これで13000円のツアーは終わった。

            4日目  10月23日3()晴れ  家に電話

昨夜突然妻の事が心配になり今日は絶対に電話してみようと思い、朝1番でランベル出向き相談する。9時ごろ社長が出てきていろいろと相談にのってくれる。

ホテルから直接電話すると、とても高いもにつくからカードを買って掛けた方が安いと社長じきじきカードを買ってきてくれた。500バーツだから\1500である。こちらでは10時ごろだから日本では12時ごろだろう、妻の貴子とようやく話が出来た。元気なようで何よりである。1昨日出したメールを見るようにその際話した。返事をくれるかなー。電話代はカードの残りが400バーツだったから100バーツ(¥300)だったようである。

昼飯はEYE COMへいき長谷川氏の焼き茄子定食を頂く。これはとても美味なのである。このタイのチエンマイに来ても日本食にこだわる自分がちょっと情けない。ネット代こみで140バーツ(¥420)は安い。

またこの店でお会いした長崎出身の橋口正一さんはホテル出身の方で50歳代からもう10数年世界のいたるところリックサックを担いで回っている人である。著書に『バックパッカー一人旅』がある。午後またランベルに行き山下氏に会い中国景洪行きの往復の航空券とチエンマイのホテル代7日分をビザで払う。全部で15,000バーツ(¥45,000)だった。

夕食はランベル直営の旭食堂でカツ定食150バーツ(¥450)を頂くが此れも美味なり。

ii