仙台からの地方便 
                 
文・写真:長谷良悦  
Web編集:独法師 
初売り
2016-01-02
今回の地方便は恒例の仙台初売りです。仙台市の住人になった30数年前の初売りは老舗の商店が豪華景品を競っていました。その後、物が豊かになるに従い景品の魅力が薄れ、割増し商品券になりました。

また、郊外に大型店舗が出店するに従い閉店する老舗が増え風情のある初売りの光景は消えていきました。福袋は三が日が過ぎると冬物バーゲンが始まるので昔ほどの人気は無くなりました。

元気な頃、孫の子供服や嫁さんの皮バックを狙い午前三時頃から並んだことが何度もあります。
今年は、9時半頃商店街着。予約していたお茶屋の三割商品券の受け取りとデパ地下で佃煮の福袋を買いました。デパ地下の食品も、お買い得品は早朝から並ばないと、すぐ売り切れて買えません。 

初売りの人出
 
景気づけ太鼓の演奏
 
福娘さん達の愛想
 
お酒や暖かい飲み物のサービス
 
商店街共通割増し商品券:人気が高くすぐ売り切れ
 
毎年3割増しお茶券を購入しているお茶屋
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🎍 門松
  2016-01-11  
我家では玄関に二本の松と輪通しを飾ります。家内が持ち込んだ習慣です。どうしてこんな正月飾りをするかわかりませんでしたが、やっと謎がとけました。

仙台の伝統的な門松を真似たものでした。岳父が仙台近郊の農家の出でした。家内がその風習をそのまんま持ち込んだと思われます。14日の「どんと祭」で焚き上げます

先日、市内の文化施設に仙台の伝統的な門松を再現したと言うラジオニュースを聞いたので、戦災復興記念館が飾った伝統門松を見に行ってきました。2年前から正月に飾るようになったようです。

伝統門松は仙台博物館が調査し明らかにしました。昭和40年代まで近くの根白石地区の農家が飾っていたというので行って見ましたら、一軒の旧家に門飾りがありました。 
 
わが家の玄関の松飾 
 
仙台の伝統的な門松(戦災復興記念館)
 
旧家の松飾(根白石地区) 
仙台七福神サミット 
2016-01-08
藤崎百貨店の屋号は「得可壽屋(えびすや)」で屋上に「えびすさま」を氏神様として祀っています。その他の、「毘沙門天(インド)」、「大黒天(インド)」、「弁才天(インド女神)」、「福禄寿(中国)」、「布袋尊(中国)」、「壽老尊(中国)」はいずれも市内のお寺に祀られています。

七福神の本尊が一同に会するので、会場に足を運べば全部の本尊にお参りが出来る上、御祈祷もしてもらえるので人気のある催事です。

私はほぼ毎年参拝していますが、本来、各所に出向いてお参りするべきものですから、三度、各所にも足を運んでお参りしています。
 
 
 催事ポスター
 
 ご参拝の皆さん
 
寿老尊:不老長寿・無病息災 
 
福禄壽:延壽福楽・厄難消除
 
孫の入試合格を祈願して絵馬を奉納し御祈祷してもらいました
御祈祷の後の法話 

 我が家の正月は玄関の壁に仙台七福神の色紙を飾ります。